昇仙峡

  山梨県:歴史・観光・見所(ホーム)甲府市:歴史・観光・見所>昇仙峡

概要・歴史・観光・見所

昇仙峡(甲府市)概要: 昇仙峡は日本屈指の渓谷として知られ、笛吹川の支流荒川によって花崗岩地帯を浸蝕した谷あいにはトーフ岩・らくだ岩・猫岩・人面岩・登竜岩・羅漢寺・石門(花崗岩の天然アーチ)・覚円峰(昇仙峡の象徴)・天狗岩・仙娥滝(日本の滝百選)などの奇岩怪石が数多く点在しています。

昇仙峡の奥に位置する金峰山は古来から山岳信仰の対象となっていた山で、山頂には蔵王権現を祀る金桜神社の本宮が鎮座し、多くの修験者が修行に訪れました。特に中腹の金桜神社の里宮には多くの社殿が建立され山岳信仰の一大拠点として発展した為、昇仙峡はある種の参道的な意味合いが強かったのではないでしょうか。

天保14年(1843)には甲府方面から昇仙峡、金峰山を繋ぐ御岳新道が開削され、昇仙峡が地誌などに掲載されると修験者や参拝者だけでなく物見遊山の対象にもなり甲斐の名所として広く知られるようになりました。

昇仙峡は大正12年(1923)に国指定名勝に指定され、昭和2年(1927)に「御岳昇仙峡」として日本二十五勝に選定、昭和25年(1950)に秩父多摩甲斐国立公園(秩父多摩国立公園)に指定、昭和28年(1953)に「御岳昇仙峡」として国指定特別名勝に格上げとなっています。又、昇仙峡を流れる荒川が古くから下流域の住民達の水資源になっていたところから平成の名水百選等に選定されています。

昇仙峡:上空画像

【 参考:サイト 】
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


昇仙峡:ストリートビュー

昇仙峡:景観・風景・写真

昇仙峡の幽玄な景観を撮影した画像
[ 付近地図: 山梨県甲府市 ]・[ 甲府市:歴史・観光・見所 ]
昇仙峡を形成した悠々と流れる荒川を写した写真 昇仙峡の象徴的な存在で最大の見所である覚円峰の画像 昇仙峡覚円峰の対岸にあり対を成す天狗岩の写真 昇仙峡に見られる「寒山拾得岩」と緑が美しい樹木 昇仙峡の緑深い様子
昇仙峡にある巨石の写真 昇仙峡にある表面をツルツルし黒っぽい「オットセイ岩」 昇仙峡の道路に突き出た巨石 昇仙峡の清流の様子 昇仙峡の大岩の間を流れる清流の様子
昇仙峡の激流が渓流を形成した様子 昇仙峡の荒川の川沿いだけが摩耗して丸っこい岩が目立つ様子 昇仙峡の様々な形の岩々が折り重なる様子 昇仙峡の幽玄勝迫力のある写真 昇仙峡の覚円峰と天狗岩の両方が映っている画像


※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「山梨県:歴史・観光・見所」は「山梨県の歴史」、「郷土資料辞典−山梨県」、「日本の城下町−関東」、「城郭と城下町−関東」、「甲州街道」、「パンフレット」、「案内板」、「関係HP」等を参考にさせていただいています。※プライバシーポリシーはこちらです。