名 称 | 場 所 | 内 容 |
・積翠寺 | ・山梨県 ・甲府市 | ・奈良時代に行基菩薩により創建されたと伝えられています。 |
・西念寺 | ・山梨県 ・富士吉田市 | ・養老3年(719)、行基菩薩が富士山で厳しい修行を重ねていると、山頂に阿弥陀三尊が出現した事から霊地と悟り一宇を設けたのが始まりとされます。その後、永仁6年(1298)に他阿真教上人によって時宗に改宗しています。 |
・大善寺 | ・山梨県 ・甲州市 | ・養老2年(718)、行基菩薩が当地で厳しい修行を重ねていると、ブドウを抱えた薬師如来が出現した事から、その姿を模した仏像を自ら彫刻し一宇を設けて安置したのが始まりとされます。平安時代には甲斐の実力者である三枝氏が氏寺として庇護しています。戦国時代には武田家と関係があり、武田勝頼が最後を迎える前に大善寺を訪ね武田家再興の祈願を行ったとされます。 |
・雲峰寺 | ・山梨県 ・甲州市 | ・天平17年(745)、行基菩薩が当地で厳しい修行を重ねていると、突然落雷が落ち山中にあった巨石が真っ二つに割れました。その裂け目から萩の大木が生えると同時に十一面観音が出現した為、行基は仏意と悟り、萩の大木から出現した十一面観音を模した仏像を自ら彫刻し一宇を設けて安置したのが始まりと伝えられています。 |
・裂石温泉 | ・山梨県 ・甲州市 | ・天平17年(745)、行基菩薩が当地で厳しい修行を重ねていると、突然落雷が落ち山中にあった巨石が真っ二つに割れました。その裂け目から源泉が湧き出したのが裂石温泉とされます。 |
・清水寺 | ・山梨県 ・甲州市 | ・奈良時代に行基菩薩が当地を訪れた際に、本尊となる如意輪観音像を彫刻し一宇を設けて安置したのが始まりとされます。 |
・那賀都神社 | ・山梨県 ・山梨市 | ・行基が修行の為、当地を訪れた際、自ら観世音菩薩を彫刻し「赤の浦 鳴渡ヶ崎に那留神の みゐづや高く 那賀都とは祈る」と歌ったと伝えられています。 |
・長谷寺 | ・山梨県 ・笛吹市 | ・養老6年(722)、行基菩薩により創建されたと伝わる寺院です。往時は真言密教の拠点として大きく繁栄したそうですが、時代が下がると衰微しました。 |
・福光園寺 | ・山梨県 ・笛吹市 | ・福光園寺は推古天皇16年に聖徳太子が開山したと伝わる寺院で、養老年間(717〜723年)に行基菩薩が訪れた際、自ら香王観音を彫刻し安置したと伝えられています。 |
・大蔵経寺 | ・山梨県 ・笛吹市 | ・養老6年(722)に行基菩薩により創建されたと伝わる寺院です。南北時代には足利将軍家の一族である観道上人が中興開山し、その後は甲斐守護職を担った武田家の祈願所として庇護されました。 |
・大福寺 | ・山梨県 ・中央市 | ・天平11年(739)、行基菩薩が巡錫で当地を訪れた際、本尊となる聖観音菩薩像を彫刻し一宇を設けて安置したのが始まりとされます。 |
・海岸寺 | ・山梨県 ・北杜市 | ・養老元年(717)、行基菩薩が草庵を設けたのが始まりと伝えられています。その際、千手観音像を2躯彫刻し、1躯は当寺の本尊、もう1躯は長野県に境内を構える海岸寺の本尊としたと伝えられています。 |
・薬王寺 | ・山梨県 ・三郷町 | ・天平18年(746)、聖武天皇の勅願により行基菩薩が開創したのが始まりとされ、その際、自ら本尊となる多聞天像を彫刻したと伝えられています。 |
・慈観寺 | ・山梨県 ・身延町 | ・神亀5年(728)、又は天平勝宝年間(749〜756年)に行基菩薩が当地を訪れた際、本尊となる聖観音像を彫刻し一宇を設けて安置したのが始まりと伝えられています。 |
・最勝寺 | ・山梨県 ・富士川町 | ・天平20年(748)、聖武天皇の勅願により忍正により開創され、行基菩薩が本尊となる観音像を彫刻し安置したと伝えられています。 |
・長谷寺 | ・山梨県 ・南アルプス市 | ・養老2年(718)、行基菩薩が水害を治める為、本尊となる十一面観音像を彫刻し安置したのが始まりと伝えられています。 |
・古長禅寺 | ・山梨県 ・南アルプス市 | ・詳細は不詳ですが行基菩薩に開かれたという伝承が残されています。 |