山梨県・弘法大師空海:縁の社寺・温泉

山梨県:歴史・観光・見所(ホーム)>弘法大師空海

社寺・温泉:一覧

名 称
場 所
内   容
・石芋・山梨県
・甲府市
・羽黒町
・弘法大師空海が当地に行脚で訪れた際、川で美味しそうな芋を洗っている老婆を見つけ、その芋を一つ分けてくれるように所望しました。しかし、老婆は身なりの汚い見すぼらしい姿の空海を見て、全うな人間ではないと判断し、この芋は石のように固いから食べられませんと嘘を言って丁寧に断りました。それに激怒した空海は法術により洗っていた芋を全て石に変え異種返しをしたと伝えられています。
・湯村温泉・山梨県
・甲府市
・湯村
・伝承によると大同3年(808)、弘法大師空海が当地を訪れた際、道の真ん中に大石が行く手を阻んでいた為、空海が杖を使った法術で大石をどかすとそこから温泉が湧き出てきたと伝えられています。
塩澤寺・山梨県
・甲府市
・湯村
・伝承によると大同3年(808)、弘法大師空海が当地を訪れた際、住民達の厄除けの為に17日間祈願すると大悲菩薩の幻影が出現した事から、空海は仏意と悟り、その陰を模した厄除地蔵尊を彫刻し塩澤寺を創建したと伝えられています。
・弘法杉・山梨県
・甲府市
・愛宕山
・伝承によると弘法大師空海が当地を訪れた際、急に喉の渇きを覚えた為、杖で地面に突くとそこから滾々と清水が湧き出したそうです。空海が杖をそのままにして立ち去ると、杖の先から根が張り大杉になり、清水は旱魃でも決して枯れなかったと伝えられています。
金櫻神社・山梨県
・甲府市
・伝承によると、平安時代初期に当社を訪れた弘法大師空海が自筆経文を奉納したと伝えられています。
・真豊院・山梨県
南アルプス市
・伝承にによると真豊院は弘法大師空海が平安時代初期に本尊を安置してい創建したと伝えられています。
・弘法の硯田・山梨県
南アルプス市
・弘法大師五空海が当地に滞在していた際、この田圃で毎日墨を洗っていたところ地面まで黒くなったと伝えられています。
深向院・山梨県
南アルプス市
・深向院の創建は平安時代の天長年間(824〜834年)に弘法大師空海によって開かれたのが始まりと伝えられています。
・独鈷ノ井戸・山梨県
南アルプス市
・弘法大師空海が当地を訪れた際、手に持っていた独鈷を自ら地面に突き刺したところ、先端から霊水が湧き出し、旱魃でも枯れる事が無かったと伝えられています。
・八幡寺・山梨県
南アルプス市
・伝承によると弘法大師空海の前に八幡神の化身と思われる童子が出現し、童子の協力を得て八幡寺を創建したと伝えられています。
・不動寺・山梨県
南アルプス市
・市古市場
・伝承によると弘法大師空海が当地を訪れると川から金色の大日如来が出現した事から、空海は霊地と悟り、出現した大日如来を模した本尊を自ら彫刻し不動寺を創建したと伝えられています。
・金剛寺・山梨県
南アルプス市
・江原
・伝承によると弘法大師空海が当地を訪れた際、洪水により疫病が発生し多くの住民が苦しんでいた事から、自ら本尊となる薬師如来像を彫刻し当寺を創建したと伝えられています。
・大成寺・山梨県
南アルプス市
・市古市場
・伝承によると天長8年(831)、当地域で大洪水が発生し村々に大きな被害を受けた際、視察に訪れた弘法大師空海が当寺を宿所としました。その際、毘沙門天像を彫刻し胎内に七種商法免書を納め原七郷の守護神として祭ったと伝えられています。
法善寺・山梨県
南アルプス市
・加賀美
・寺伝によると法善寺は弘仁13年(822)、弘法大師が寺部村に境内を遷して再興、さらに後年、加賀美遠光が武田八幡宮の別当寺院として再興したと伝えられています。
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名 称
場 所
内   容
武田八幡宮・山梨県
・韮崎市
・伝承によると弘仁13年(822)この地を訪れた弘法大師空海が霊夢に八幡神の化身が立ち、その御告げに従い創建したと伝えられています。
韮崎窟観音・山梨県
・韮崎市
・天長5年(828)、弘法大師空海上人がこの地にあった岩窟の中に観音石仏を安置したのが始まりと伝えられています。
福光園寺・山梨県
・笛吹市
・御坂町
・平安時代初期、弘法大師空海が当寺を訪れた際、祈祷を行うと境内の一角に牛池が出現したと伝えられています。
・蓮華寺・山梨県
富士河口湖町
・大嵐
・伝承によると大同4年(809)、弘法大師空海が富士山に登拝した際、蓮華寺の前身寺院である往生寺が参拝に不便だった事を憂い、境内を大原村に移し再興したと伝えられています。
・東円寺・山梨県
・忍野村
・寺伝によると弘仁元年(810)、弘法大師空海が当地に巡錫で訪れた際に湖畑山南泉寺として開かれたと伝えられています。
・弘法水・山梨県
・北杜市
・高根町
・伝承によると、平安時代に弘法大師空海が念場ガ原に差し掛かった際、水場と水場の距離が余りにも長く旅人が難儀していた事を憂い、空海は愛用の杖を地面に突きたてると滾々と清水が湧き出たと伝えられています。
・瑞牆山・山梨県
・北杜市
・須玉町
・伝承によると瑞牆山は弘法大師空海が修行した地で、弘法岩の基部に刻まれたカンマンポロン(不動尊大日如来)の梵字は空海が自ら彫刻したと伝えられています。
・大門川三滝・山梨県
・北杜市
・大門川三滝を構成している千ヶ滝、宮詞瀧、大瀧の霊場は弘法大師空海により開かれたと伝えられています。
・弘法栗・山梨県
・北杜市
・高根町
・伝承によると、清里村の小倉池に訪れた弘法大師空海が子供達が大木に成る栗の収穫に難儀していた姿を憂い、法術により当地の栗は子供でも容易に手が届く低木になったと伝えられています。
・印石・山梨県
・市川三郷町
・印沢
・伝承によると、弘法大師空海が当地を訪れた際、この大石の上に腰を下ろし休んでいたそうです。空海が腰を上げた際、そこに大きな手形が残っていた事から、不思議に思った住民達は怪力の持ち主かと尋ねると、空海は人間はどんなに体を鍛えても大石を凹ます事は出来ない。ただ心を鍛えると仏の御加護を得る事が出来ると説法し、再び大岩に手形を付けたと伝えられています。
桂林寺・山梨県
・都留市
・伝承によると、平安時代初期に当地を訪れた弘法大師空海が仏倉を設けて、自ら彫刻した地蔵菩薩像を安置したのが桂林寺の始まりと伝えられています。
・峰観音堂・山梨県
・甲斐市
・江戸時代に編纂された「甲斐国志」によると峰観音堂は弘法大師空海が開いたと記されています。
・硯水不動尊・山梨県
・富士吉田市
・大明見
・伝承によると、弘法大師空海が当地を訪れ一筆しようとしたところ水が無かった為、法術を唱え筆先を地面に突きたてると滾々と清水が湧き出し、硯で墨を磨ったと伝えられています。
那賀都神社・山梨県
・山梨市
・伝承によると、天長8年(831)に弘法大師空海が訪れ厳しい修行を行ったと伝えられています。
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