鳴沢村(歴史)概要: 鳴沢村を南北を横断する若彦路沿いに発展した村です。若彦路は甲斐国府があった石和と駿河国を結ぶ、古代の官道又はそれに順ずる街道とされ古くから物資や人の往来で重きを成してきました。主要道が開削されると衰退しましたが、現在でも古道沿いには石仏や石碑などが点在し当時の名残が見られます。
又、交通の要衝でもあったことから古代から中世にかけては橋田の関(波志太の関)が設置され、享保年間(1716〜1736年)までは鳴沢番所が設けられ富士講や人穴参拝者から関銭が徴収が行われました。