溶岩樹型(鳴沢村)概要: 貞観6年(864)の富士山の噴火により、中腹から溶岩流が流れ出し、鳴沢村を飲み込みました。その際、多くの樹木を取り込んだ状態で急速に固まり、内部の樹木だけが燃えた為、奇妙な空洞が形成されました。
鳴沢村のこの周辺だけで大小12箇所の溶岩樹型が見つかり大変貴重な事から、昭和4年(1929)に国指定天然記念物、昭和27年(1952)に国指定特別天然記念物に指定されています。