鳴沢村: 八幡神社

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概要・歴史・観光・見所

八幡神社(鳴沢村)概要: 八幡神社は山梨県南都留郡鳴沢村三三二三に鎮座している神社です。八幡神社の創建は安土桃山時代の慶長年間(1596〜1615年)に大田和地区の産土神として勧請されたのが始まりと伝えられています。

当初は段和山の麓にあったとされますが江戸時代後期の寛政年間(1789〜1801年)に火災により焼失し、文化12年(1815)に集落に近い現在地に遷座されました。その際、鳥居と社殿の配置が段和山を向いて建てられています。

現在の本殿は文政8年(1825)に建立されたもので一間社入母屋造、銅瓦棒葺、正面屋根に千鳥破風、一間軒唐破風向拝付、外壁は真壁造り板張り、腰壁は下見板張り縦押縁押え。拝殿は文化14年(1817)に建立されたもので、木造平屋建て、入母屋、銅瓦棒葺き、平入、桁行5間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り板張り。

舞殿は神楽殿として建てられたもので、木造平屋建て、寄棟、銅板葺き、平入、正面吹き放し、農村歌舞伎が盛んになり、回転舞台が設けられた舞殿になったと思われます。

又、八幡神社境内には神仏習合時代に八幡神の本地仏だった阿弥陀像が祀られる阿弥陀堂があり神仏分離令の際、社務所として申請した為破却を免れたと思われます。八幡神社及び舞殿は昭和56年(1981)に鳴沢村有形文化財に指定されています。祭神:応神天皇。

八幡神社:上空画像


八幡神社:ストリートビュー

八幡神社:写真

八幡神社境内正面の鳥居と石燈籠
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八幡神社参道から見た拝殿正面 八幡神社本殿左斜め正面から撮影した画像 八幡神社拝殿から渡廊下で接続している神楽殿(舞殿) 神仏習合の名残である八幡神社阿弥陀堂


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