鳴沢村: 魔王天神社

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概要・歴史・観光・見所
魔王天神社(鳴沢村)概要: 魔王天神社は山梨県南都留郡鳴沢村七五八五―二に鎮座している神社です。魔王天神社の創建は不詳ですが大夫正信が勧請したのが始まりと伝わり、平安時代の承和3年(836)に社殿を修理していることからも古くから信仰されている神社と思われます。当初は八代町下部に鎮座していましたが室町時代後期の享禄元年(1528)に現在地に遷座、魔王山自体を御神体としている為、本殿を設けないという古式の神社形態を継承していて、本来本殿があるべき場所には木塀で囲い中にある土盛に夥しい刀剣が奉納されています。

江戸時代末期に制作された鳴沢村絵図では大六天として描かれていたものの、明治時代初頭に発令された神仏分離令と廃仏毀釈運動により形式上は仏教色が一掃され、経津主命を祭神とする神社に改変されました。ただし、仏教的と思われる「魔王天」という社号を維持され、信仰の対象となっていた刀剣がその化身とされる経津主命に姿を変えました。地元では魔王大六天(オダイローサマ)と親しまれ戦前には戦地に向かう人達の武運長久を祈願する為、多くの参拝者が訪れたそうです。境内には「風の神」「疱瘡神」「小御岳本宮」がまつられていますが、特に小御岳本宮は古太郎坊と呼ばれる小祠で、分霊が富士山の中腹に勧請され小御嶽神社になったと伝えられています。

現在の魔王天神社拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅瓦棒葺、平入、桁行5間、正面一間軒唐破風向拝付、外壁は真壁造り板張り、昭和56年(1981)に鳴沢村指定有形文化財に指定されています。毎年4月18日に行われる例祭では太々神楽が12座奉納され、古式を伝える神事として貴重な事から名称「鳴沢の太々神楽」として昭和57年(1982)に鳴沢村指定無形民俗文化財に指定されています。又、社宝である湯立ての釜が平成5年(1993)に山梨県指定有形民俗文化財に指定されています。祭神:経津主命。

魔王天神社:写真

魔王天神社の大鳥居と狛犬と石段
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魔王天神社の参道石段から見た社殿 魔王天神社拝殿斜め右前方 魔王天神社拝殿背後の聖域 魔王天神社手水口の龍


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