宇波刀神社

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概要・歴史・観光・見所

宇波刀神社(北杜市)概要: 宇波刀神社は山梨県北杜市明野町大字上手北組に鎮座している神社です。宇波刀神社の創建は不詳(伝承では大同年中:806〜810年の創建)ですが貞観8年(866)に編纂された三代実録では従五位上に列し、延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に式内社として記載されています。

寛治7年(1092)、新羅三郎義光が甲斐国(現在の山梨県)に赴任する際、素盞嗚命・倉稲魂命の2神を勧請合祀し社領を寄進したと伝えられています。以来、甲斐源氏とその後裔である武田氏から庇護され、江戸時代には徳川家から庇護されます。明治時代初頭に発令された神仏分離令を経て明治6年(1873)に郷社に列し明治40年(1907)に神饌幣帛供進神社に指定されています。

宇波刀神社の石鳥居は平安時代末期から鎌倉時代初頭に建立されたもので、形式は明神鳥居、高さ2.2m、幅1.9m、太柱、山梨県の中では最古級の古さです(石柱には貞観6年:864年の銘が刻み込まれているものの学術的には上記の通りです)。宇波刀神社の石鳥居は貴重な事から昭和46年(1971)に山梨県指定有形文化財に指定されています。

宇波刀神社拝殿は昭和55年(1980)に改築されたもので、木造平屋建て、切妻、桟瓦葺き、平入、桁行4間、張間2間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ。本殿は一間社流造、こけら葺き。祭神:建御名方命、伊弉諾命、伊弉冊命。合祀神:素盞鳴命、倉稲魂命。

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宇波刀神社:上空画像


宇波刀神社:ストリートビュー

宇波刀神社:石鳥居・社殿・写真

宇波刀神社境内正面に設けられ歴史がにじみ出る石鳥居を撮影した画像
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宇波刀神社参道石段から見上げた拝殿と石垣 宇波刀神社拝殿を緑の境内から写した写真 宇波刀神社覆い屋内部に収まっている本殿と廻りを彩る草花 宇波刀神社例祭で神楽が奉納した神楽殿


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