万休院(北杜市)概要: 長松山万休院は山梨県北杜市武川町三吹に境内を構えている曹洞宗の寺院です。万休院の創建は戦国時代の元亀2年(1571)、馬場民部少輔(武田家の重臣馬場信春の子供)が開基となって開かれたと伝わる寺院です。
案内板によると「 初代の松は開創時周辺にあった美形松を愛育したのですが火災に遭い、2代目松を植栽し樹齢約450年と言われた赤松の名木として育ち、全国的にも稀なものとして1934年に国の天然記念物に指定されました。残念ながら2006年11月マツクイムシの被害が確認され、枯死してしまいました。当寺院と松は切っても切れないものであり、庭園に植えられている現在の松は、寄進者のご厚意により、樹齢100年とも想定される赤松を3代目舞鶴松として2008年9月吉日に植栽しました。2代目松に相応しい松に育てて参りますので、暖かく見守って下さい。 2008年12月 長松山 萬休院 」とあります。
萬休院のツバキの生垣は平成14年(2002)北杜市指定天然記念物に指定されています。甲斐八十八ヶ所霊場第45番札所。武川筋三十三観音霊場第12番札所。甲斐七福神:恵比寿。山号:長松山。宗派:曹洞宗。本尊:聖観世音菩薩。
万休院:上空画像
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