長光寺の月待板碑(甲斐市)概要: 長光寺の月待板碑は北巨摩郡地域東端(山梨県甲斐市牛句)に位置し、室町時代の延徳3年(1491)に建立されたもので、月の出を拝むと五穀豊穣に繋がるという民間信仰の本尊である勢至菩薩の種子が月輪の中に彫刻されています。銘として「右志依月待殊勲 奉建立者也 福徳二年辛亥 十一月初八日願主敬白」と刻まれている事から建立年が明確で当時の民間信仰が判る遺構として貴重であると評価され平成3年(1991)に甲斐市指定有形文化財(歴史資料)に指定されています。
※ 長光寺は臨済宗妙心寺派の寺院。
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