甲斐市: 松尾神社

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概要・歴史・観光・見所

松尾神社(甲斐市)概要: 松尾神社は山梨県甲斐市中下条に鎮座する神社です。松尾神社の創建は不詳ですが近郷の中では最古に勧請されたとされ、延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に式内社として記載されています(あくまで論社で、甲州市塩山に鎮座する松尾神社も同じく論社とされます)。

江戸時代には幕府から庇護を受け徳川将軍家より朱印地3石8斗が安堵されています。明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式が廃され、明治3年(1870)に郷社に列しています。

現在の松尾神社本殿は桃山時代に建立されたと推定される建物で、一間社入母屋造、銅板葺(元檜皮葺)、軒唐破風向拝付、文安2年(1445)に制作された随神像安置、桃山時代に建てられた数少ない神社本殿建築の遺構として貴重な存在で昭和45年(1970)に甲斐市指定有形文化財に指定されています。

拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、正面千鳥破風、桁行4間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ。祭神:大山咋命、若山咋命、中津嶋姫命、少彦名命、大己貴命 。

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松尾神社:上空画像


松尾神社:ストリートビュー

松尾神社:写真

松尾神社境内正面に設けられた長い歴史を重ねたと思われる石鳥居
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松尾神社参道から見た拝殿正面と手水舎と石燈籠 松尾神社拝殿とその前に建立されている一対の石造狛犬 松尾神社を長い間守り続けている歴史ある本殿とそれを囲う木製透塀 松尾神社に来た参拝者の身を清める手水舎


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