六郷町(市川三郷町)概要: 古くは平安時代の左大臣藤原頼長が領した岩間牧があった地域で、建暦3年(1213)に伊賀氏領となり地名から岩間氏を称するようになります。戦国時代になり甲斐と駿河の移動が多くなると甲駿往還が整備され、この地には岩間宿が設けられ伝馬が置かれるなど重要視されます。江戸時代に入ると駿州往還の宿場町として引き継がれ、多くの物資が集められ周辺の中心的な町として発展、明治時代以降は交通の要衝としては衰退しますが戦前までは岩間足袋の製造所として発展、それ以降は判子の生産を全国的に展開とする判子の町となりました。
六郷町:上空画像
|