日蓮聖人:御墓・御草庵(身延町)概要: 日蓮聖人は文永11年(1274)に身延山に入り、当初は南部寶長が草庵を設けて住んでいましたが、弘安4年(1281)に桁行10間、梁間10間の立派な御堂が建立され9ヶ年過ごしました。日蓮宗では身延山久遠寺発祥の地として聖地化され、江戸時代には姫路藩(兵庫県姫路市:本城−姫路城)酒井氏夫人顕寿院殿が玉垣を寄進しています。
日蓮聖人が死去する前に「 墓をは身延山に立てさせ給へ。未来際までも心は身延山に住むべく候 」の遺言を残した為、遺骨と火葬の灰が方形の石室に安置されその上に五輪塔が建立されたそうです。後年になり古い五輪塔を囲うように石造八角塔が建立され、昭和17年(1942)には拝殿が設けられました。
日蓮聖人:御墓・御草庵:上空画像
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