河口湖概要: 河口湖は富士五湖(本栖湖・精進湖・西湖・河口湖・山中湖)の1つで面積:6.13km2、周囲長:19.08km、最大水深:15.2m、貯水量:0.084km3、水面の標高:833m、透明度:7.0m、南側に富士山、東側に三ツ峠、西側に十二ヶ岳、北側に御坂山系の山々で囲まれ、湖の中央には富士五湖唯一の島(鵜の島)があります。
河口湖は貞観6年(864)の富士山の活動により発生した剣丸尾溶岩流によって「せの海」から排出されていた河川が堰き止められ形成されたと推定されています。
その為、河口湖に溜まった水は蒸発や浸透以外に排出されなかった事から大雨が続くと湖畔に流出し湖畔の村々に大きな被害をもたらしました。江戸時代に入ると氾濫の問題と、下流域である新倉村の水不足の問題を解決する為に河口湖から用水路を開削する工事が行われ江戸時代末期の慶応元年(1865)にようやく完成しています。
河口湖は昭和11年(1936)に富士箱根伊豆国立公園に指定されています。又、平成25年(2013)に「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の1つとして極めて貴重な事からユネスコの世界文化遺産に登録されています。
河口湖:上空画像
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