小山田家・鳥居家・秋元家

  山梨県:歴史・観光・見所(ホーム)>長生寺(都留市)
【 菩提者 】 長生寺(山梨県都留市)は戦国期の郡内領主小山田氏、近世期の領主鳥居氏、谷村藩主秋元氏の菩提寺とされますが、小山田氏に限ってみると6代小山田信膳から17代信茂までの墓碑は桂林寺に建立されている為、実質の菩提寺は桂林寺(都留市)だったと思われます。しかし、長生寺に対しては永正9年(1512)に小山田信有が19貫675文、元亀4年(1573)に小山田信茂が5貫850文に寺領を寄進、寺宝として小山田信有の画像を所有している為、関係が深かったと思われます(案内板には長生寺は小山田氏の菩提寺と明記しています)。慶長5年(1600)、鳥居元忠の3男である鳥居成次が当地に配され谷村藩(都留市)が成立すると、領内の有力寺院だった長生寺が鳥居家の領内菩提寺になったようです。ただし、成次の墓碑は江戸の菩提寺である吉祥寺(東京都文京区本駒込)に建立され、2代藩主鳥居忠房も徳川忠長の附家老だった事から寛永9年(1632)に忠長が改易になると忠房も連座し本家筋の出羽山形藩主・鳥居忠恒に預かりになった為、長生寺に墓碑は存在しません(忠恒の墓碑も吉祥寺に建立されています)。鳥居家が改易になった翌年の寛永10年(1633)に上野国総社藩(群馬県前橋市総社)から秋元泰朝が入封し再度谷村藩が成立すると長生寺が秋元家の菩提寺になったとされますが、旧領である上野国総社(群馬県前橋市総社)にも秋元家歴代の菩提寺である光厳寺が引き続き存在し墓碑も存在する事から、長生寺に藩主の菩提が葬られていないように思われます。

【 寺  号 】 長生寺
【 所在地 】 山梨県都留市下谷
【 創建年 】 文明元年(1469)
【 開  山 】 鷹岳宗俊禅師
【 開  基 】 武田信昌
【 山  号 】 大儀山
【 宗  派 】 曹洞宗
【 本  尊 】 釈迦如来
【 備  考 】 小山田出羽守信有画像(山梨県指定文化財)・小山田信茂寺領書立文書(都留市指定文化財)
山梨県大名菩提寺
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