甲州市: 神部神社

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概要・歴史・観光・見所

神部神社(甲州市)概要: 神部神社は山梨県甲州市塩山上萩原に鎮座している神社です。神部神社の創建は平安時代の貞観2年(860)に勧請されたのが始まりと伝えられています。東の山腹に矢立石、天狗祠等があり当社の山宮だった事から、矢立石が古代自然崇拝の対象だったのかも知れません。

延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に記載されている式内社(論社)とされ広く信仰され周辺地域には神戸や神田などの地名が残っています。中世以降は神仏習合の形態をとり、境内から温泉が湧き出ていたこともあり岩間明神や湯山明神とも言われていました。

明治時代の神仏分離令により形式上は仏教色は廃され郷社に列しましたが、現在でも旧山宮の本地仏の十一面観音菩薩が祀られ、正面には明治時代以前は仁王門だったと思われる随神門が残されています。

現在の神部神社本殿は寛永21年(1644)に再建されたもので一間社流造、檜皮葺、懸魚や組物、彫刻など江戸時代初期工法、技術を継承する貴重なものとして昭和58年(1983)に山梨県指定文化財に指定(附金銅十一面観音菩薩像一躯、棟札3枚)されています。

随神門は室町時代末期の元亀2年(1571)に建立されたもので切妻、鉄板葺き、三間一戸、八脚単層門、棟札3枚と共に平成8年(1996)に山梨県指定文化財に指定されていますが撮影時には存在していませんでした?祭神:神直日神、大直日神、八十枉津日神、表津少童命、中津少童命、底津少童命、表筒男命、中筒男命、底筒男命。

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神部神社:上空画像


神部神社:ストリートビュー

神部神社:写真

神部神社境内正面に設けられた石造社号標
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神部神社参道に設けられた石造鳥居と緑豊かな木々 神部神社拝殿に誘う参道の苔むした石段 神部神社石段から撮影した拝殿の正面画像 神部神社の歴史を伝える古式豊かな本殿とそれを囲う木製透塀


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