甲斐源氏旧跡の碑(市川三郷町)概要: この地は甲斐源氏の祖とされる新羅三郎義光の3男源義清が居館を築いたと伝えられる場所です。義清は平安時代後期の天永年間(1110〜1113年)に甲斐の市河庄、青島庄の下司となりこの地に土着した人物で、後裔には武田氏や、南部氏、小笠原氏、三好氏といった甲斐源氏と呼ばれた諸氏を輩出しています。
明治18年(1885)、当時の郡長依田孝氏らの働きによって、三条実美の揮毫の銅碑「甲斐源氏旧跡碑」が建立されています。甲斐源氏旧跡は昭和47年(1972)に市川三郷町指定史跡に指定されています。
又、敷地内には義清が館の鎮守社として創建したと伝わる熊野神社や市川三郷町指定天然記念物に指定されている大クヌギなどがあります。※甲斐源氏発祥地は当地以外にも山梨県北杜市須玉町や山梨県北杜市長坂町、山梨県中巨摩郡昭和町があります。
甲斐源氏旧跡の碑:上空画像
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